Library > Conversions では、ライブラリに対して ffmpeg のジョブを実行します。種類は4つです。
| ジョブ | やること |
|---|---|
| Convert Format | M4B、MP3、M4A、FLAC、Opus に再エンコードする |
| Merge Parts | 複数のファイルをチャプター付きで1つにまとめる |
| Split Chapters | 1つのファイルをチャプターごとのファイルに分ける |
| Ensure Chapters | 再エンコードせずにチャプターマーカーを追加・修正する |
すべてのジョブのデフォルトは変換の設定から来ます。ジョブごとに上書きもできます。
ジョブはキューで待ち、同時に Concurrent Conversions の数(デフォルトは2)まで実行されます。終わったジョブは History に移り、消すこともできます。
出力は専用の作業フォルダに書き出され、完了してから初めてライブラリに置かれます。各ファイルは一時的な名前で入れられてから正しい名前にリネームされるので、書きかけの本が見えることはありません。空き容量のチェックは、ジョブの開始前と配置の前にもう一度行われます。元のファイルが上書きされることはありません。
すでにそのフォーマットになっているファイルを同じフォーマットに変換しようとすると拒否されます。元のファイルを上書きしてしまうからです。
ABM は本のファイルのレコード、サイズ、品質を更新するので、変換した本には新しい品質が表示されます。Delete Original がオンなら、古いファイルは変換用のゴミ箱(有効な場合)に入ります。
結果の配置に失敗すると(たとえばライブラリのフォルダがいっぱい)、ジョブは失敗し、完成した出力は作業フォルダに残ります。エラーにはそのフォルダの名前が出ます。Retry はジョブを最初からやり直して残っていた出力を捨てるので、先に確認を求めます。Clear history は、まだ配置されていない出力を持つジョブを残します。
一時停止と再開
Section titled “一時停止と再開”一時停止には2種類あり、どちらも何かをキャンセルするものではありません。
- 実行中の1つのジョブで Pause を押すと、その ffmpeg プロセスをその場で止めます。再開すると同じところから続きます。
- Pause queue(キューの上部、スマホでは上部バー)は、新しいジョブの開始を止め、実行中のジョブを全部止めます。
自分で一時停止したジョブは、キューを再開しても、再起動をはさんでも、一時停止のままです。ABM が止まったときに実行中だったジョブは一時停止の状態で戻り、勝手には始まりません。再開すると、結合、分割、複数ファイルの変換では最後に終わったパートの続きから進みます。単一ファイルの変換は、そのファイルを最初からやり直します。
6時間の実行上限には、一時停止していない時間だけが数えられます。起動時に保存されたキューの状態が読めなければ、キューは一時停止の状態で始まり、その旨が表示されます。Resume queue を押すと状態が書き直されます。
Sonarr を知っているなら:*arr にはこういうものはありません。マネージャーの中にたまたま入っている、小さなエンコーダーのキューだと思ってください。
- Concurrent Conversions × Threads Per Job が CPU のコア数を超えないようにしてください。 Auto なら、余ったコアを同時に動くジョブに ABM が振り分けます。
- 変換したファイルはサイズと更新日時が変わるので、Audiobookshelf が再スキャンします。
- シード中の torrent にハードリンクしているファイルを変換すると、新しいファイルが作られます。シード中のコピーは古い中身のままです。