ほとんどの設定は Web UI の Settings にあります。ここに挙げるものは環境変数で設定します。
| 変数 | デフォルト | 役割 |
|---|---|---|
PORT |
5173 |
Web インターフェースのポート。 |
TIMEZONE |
UTC |
自分のタイムゾーン。たとえば America/New_York。 |
LOCAL_NETWORKS |
空 | サインインを省略する追加の CIDR ネットワーク。カンマ区切り。 |
TRUSTED_PROXIES |
空 | X-Forwarded-For と X-Real-IP を設定してよいと信頼するリバースプロキシの CIDR ネットワーク。 |
APP_SECRET |
自動 | 保存する認証情報の暗号化の大元。設定していなければ、初回起動時に /config/app_secret に生成されます。キーを config のディスクに置きたくないなら設定してください。 |
DOCS_ENABLED |
true |
/api/docs、/api/redoc、/api/openapi.json で API ドキュメントを配信します。false で消えます。 |
SECURITY_HEADERS_CSP_ENABLED |
true |
UI を ABM 自身のスクリプト、スタイル、API と HTTPS の表紙画像だけに制限する Content-Security-Policy ヘッダーを送ります。false で送らなくなります。どちらにしてもフレーム埋め込みはブロックされたままです。 |
MAX_REQUEST_BODY_BYTES |
10485760 |
エンドポイントが受け付けるリクエストボディの最大サイズ(10 MiB)。超えると HTTP 413 になります。バックアップの復元と表紙のアップロードには専用の上限があります。 |
ローカルネットワーク
Section titled “ローカルネットワーク”ループバック、プライベートアドレスの範囲(10.0.0.0/8、172.16.0.0/12、192.168.0.0/16)、リンクローカル、IPv6 のユニークローカルアドレスは、最初からローカルとして扱われます。Authentication Required をローカルアドレスのモードにしていれば、これらからのリクエストはサインインを省略します。ほかにも追加したいなら、並べて書きます。
LOCAL_NETWORKS=203.0.113.0/24リバースプロキシ
Section titled “リバースプロキシ”nginx や Traefik などの後ろに置くなら、TRUSTED_PROXIES にプロキシのアドレスを設定します。
TRUSTED_PROXIES=172.20.0.5- できるだけ狭くしてください。広い Docker のサブネットではなく、プロキシ自身のアドレスを使います。
- 同じホスト上のプロキシなら
TRUSTED_PROXIES=127.0.0.1が必要です。 - クライアントとして扱われるのは、プロキシが
X-Forwarded-ForかX-Real-IPで名指ししたクライアントだけです。 - 元の
Hostヘッダーをそのまま渡すか(nginx ならproxy_set_header Host $host;)、X-Forwarded-Hostを送ってください。何かを変更するブラウザからのリクエストは、オリジンが ABM にアクセスしているアドレスか、CORS の許可ドメインにあるドメインと一致しない限り拒否されます。 - 転送ヘッダーを送らないプロキシは、ローカルのクライアントに見えてしまいます。そういうプロキシを使うなら、Authentication Required を Enabled にしてください。
サインインを求められるはずがないのに求められるなら、トラブルシューティングを見てください。
- サインインのモード、API キー、コンテンツセキュリティポリシー:セキュリティとサインイン。
- プロキシ設定の詳しい手順:リバースプロキシ。
BACKUP_RESTORE_UPLOAD_MAX_BYTES(デフォルトは 500 MiB)でバックアップ復元のアップロードの上限を決めます。- それ以外は全部アプリの Settings にあります。設定の概要を見てください。